【マンションライフ】永遠ではない。

生活のほとんど

衣食住といわれるが、衣服、食事と同列なのが住居ということになる。それほど、住居は我々の生活にとって欠くべからざるものということであります。

考えてみれば、現在の住まいは、持ち家なのか?賃貸なのか?自分のものなのか?親のものなのか?それは、さまざまでありましょう。しかしながら、今の住居が現在の生活の中心であることには違いないのであります。それこそ、食事をしたり、睡眠をとったり、おしゃべりをしたり、皆で集ったり、勉強をしたり、趣味をしたり、最近では仕事も職場ではなく自宅で行うことも多くなっているわけで、一日のほとんどを住居で過ごすことがどんどん増加しているわけであります。

 

目に見えない変化

しかしながら、我々はともすると、その大切な住居についてあまり多くを知らないかもしれないのであります。

人間は、自分を取り巻く世界の急激な変化には対応するが、ゆったりとして動きが乏しい世界での変化には気づきにくいのであります。

ましてや、鉄筋とコンクリートでできている巨大建築物が、徐々に浸食されているなどは、まったく意に介せず、やがて起きるであろう崩壊も遠い将来の絵空事としか思えないし、そんな将来を創造しようとも思わないものなのである。それよりも、目の前で展開されている快適な住空間が永続するものと考えてもいるものであります。

しかし、万物は流転するものであります。ましてや、経済理論の塊であるマンションは、建築基準法に守られて、ゼネコンはその遵守をはかり建築しているものの、その寿命は経済原理を無視するほど強固に設計建設されているわけではないのであります。基本的には減価償却の60年程度は維持できるようには設計建築されていますが、それ以上は鉄筋やコンクリー十の寿命を迎えることもあり、何もしなければ、木造の住宅と同じように、解体して立て直すことになるのであります。

ただし、マンションは立て直すと言うのは簡単ですが、やるのはほぼ絶望的に厳しい状況なのであります。

マンションのこれからを考えることにします。

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