【マンション管理費　滞納2】売却による返済

住宅ローンは不変。人生は可変。

前回のブログで、人生は「一寸先は闇」であると書きましたが、だからいい面もあると思う。仮にちょっとでも先のことが分かったら、とても冷静ではいられないことも多いのではないか？などと思うのであります。

 

あと10秒後に交通事故で死ぬとかが分かったら、10秒がものすごい時間になるだろうと思う。なので、わたしは、未来のことを想像はしながら生活をしているが、知りたいとは思わない。

 

でも、一番直視しなければならないのは、現実である。過去の積み重ねが現在になっている。何もしないで現在があるわけではない。だから、現実を見ないで行動すると破滅的な未来が待っているということになるものです。

 

例えば、頑張って頑張って貯金をして、何とか頭金を作って、あこがれのタワーマンションを購入したが、かなり無理したローンを組んで、しかも、思いのほか、管理費等が高かった。それでも、何とか切り盛りして生活してきたが、思いもしなかったコロナ禍で、テレワークで残業ゼロ。残業代も生活費の一部だから収入ダウン。そして、会社は業績低迷により、夏季ボーナス半減。ボーナスもたっぷり返済しなければならないのである、そして、どんどん生活苦になっていく。なんだかんだで、気が付くとローンに追われるローン地獄。

 

そして、いつしかローン返済も滞りがちになり、ついには延滞。そんななかで、管理費等も延滞発生。よくあるパターンである。

タワーマンションは、夫婦共稼ぎで、ともに年収700万円以上という世帯が購入するといわれている。平均価格帯は50~60百万円。頭金10百万円としても、残り40百万円。30年のローンだと一か月12~13万円程度の返済になるのではないかと思われる。これに、管理費等で5万円程度かかるとしても、何もなければ、返済は可能だと思われる。

 

でも、何が起こるかわからないのが、人生で、一番起きそうなのが、子供ができることである。出産から始まって、大きくなればなるほど、金がかかるようになる。昔は、会社に入って年数を重ねていけば、それなりに役職がついて年収もアップしていったからよかったが、今は同一労働同一賃金。年数は関係ないということになった。では、あとは、スキルアップで資格手当を増加させるしかないのか？

 

予定外の事件発生

まあ、人生思ったようには上手くいかないということであります。なので、これからの人たちは、モノに執着せずに、払えないなら、どんどん売ること。「見切り千両」とは相場の格言だが、多少の損は、どんどん出して早くすっきりしてしまえということであります。その方が、後で上手くいくということです。

 

別に、マンションを売って、賃貸に移ったからといって、それがどうしたということであります。どんどん、ライフスタイルに合わせて変幻自在に生活をしていくのがスマートな生き方だと思います。モノ（マンション）に固執するのは、バカらしいと思う。

 

ということで、モノはどんどん処分することが大切です。マンションもモノですから、合わなくなったら処分することであります。で、また余裕ができたら買えばよいとそう考えればいいように思うのです。

 

そして、大切なのとは、売却でローンが返済できることであります。返済できないのに売る人は少ないかもしれないが、生活が苦しいならその後の苦労を考慮すれば、傷口が小さいうちに処理することです。身動きが取れなくなってからだと、それこそ破産などに陥ってしまう。それなれば、人生が大きくゆがむことになります。ほどほどがいいのだと思って、あきらめることが大切です。

 

やり直しは全然できるので、固執しないことです。