【マンションライフ】耐用年数

コンクリートの寿命

前回のブログでは、マンションの所詮人間が作るモノなので永遠に続くものではないという話であった。では、どのくらい持つのかということですが、一つの目安は、コンクリートの耐用年数という考え方があります。

建物の法定耐用年数は、鉄筋コンクリート構造の事務所等で 50 年、住宅・ 学校等で 47 年となっているが、これらは税法上定められているもので、建物の物理的寿命を示すものではない。

一般に、鉄筋コンクリート造の寿命は 65 年以上(コンクリート自体の寿命 は、大気中の炭酸ガスが徐々に浸透してコンクリートが鉄筋の深さまで中性化し、内部の鉄筋の錆の進展を抑止できなくなるまでの期間であり、補修により中性化をある程度止めることも可能である。)あるといわれている。

建築学会でも、設計耐用年数をあらかじめ設定し、その設定に対応した品質を確保した設計、施工及び維持管理を行うこととしている。その設定区分は、耐用年数の代表値として、長期のものから、150年、100 年、60年、40年等となっている。

鉄筋コンクリート構造では、例えば標準の場合、計画供用年数を65年とし、その設計基準強度は 24N/mm2となっている。 では、65年でマンションは寿命を迎えるのか?

答えは、また次回かな?

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