【マンションライフ】長寿命化?
強度はコスト
前々々回のブログで、コンクリートの設計寿命は65年という話をしました。その追加ブログです。
建築学会では、耐用年数が150年のコンクリートも考えられているようだが、なぜ使われないのか?
簡単である。コストがとても高いからです。コンクリートの強度を上げようとすると、簡単に言えば当初の水分量を抑えなければならないのであります。そうなると、どうなるかであるが、表現的には、「どろどろのコンクリート」が「ぱさぱさのコンクリート」になるのであります。
要は、施工時点で、ぱさぱさなので、施工がしにくいのであります。要は、作業性が低いので、その分、人員のコストだけでなく、時間もかかるため、コストは大幅に上がることになるので、民間では、コストがアップになるので、経済的には価格上昇につながり、最終的には、販売ができないようマンションになってしまうのであります。
よって、強度が高い、耐用年数が長いコンクリートは使用できないという結論になるのであります。
(土木工事等では使われているようです。トンネルとか橋とかですね(^^;;)